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泡盛は、日本最古の蒸留酒。
泡盛菌という沖縄県原産の黒麹菌でつくった米麹を水に混ぜ泡盛酵母を加えて発酵させ、単式蒸留機で蒸留した沖縄得産のお酒です。
新里酒造の泡盛製造工程はこちらから泡盛の名の由来についてはいくつかの説があります。
1、最も有力なのは、アルコールの濃さを調べるため、器から器に酒を落とし泡のたち方で酒の強さ(アルコールの濃さ)を測ったと言われています。強い酒は注ぐときに泡が盛ることから泡盛の名前が生まれたという「泡説」。
2、琉球王家が下付した泡盛の原料のなかに粟があったのでその名前が生まれたという「泡説」。
3、インドの梵語で酒を意味する「アワムリ」からきているという「梵語説」。
4、薩摩藩が焼酎と区別するために名付けたという「薩摩説」。
世界に誇る、日本最古の蒸留酒「泡盛」は約600年前に沖縄で造られるようになりました。
1470年頃、シャム(タイ国)から伝わり、琉球王国の時代に生産が始まったと言われています。泡盛がウィスキーやブランデーより古い歴史があることは、あまり知られていません。
※1570年代ウィスキー
※1660年代ブランデー
新里酒造の創業は、弘化三年(1846年)
現存する沖縄の酒造所としては、もっとも古い酒造所と云われています。
当時、琉球王府は泡盛造りを首里の三箇(崎山、赤田、烏掘)に住む30人(後に40人になる)のみに許し、ここで生まれた泡盛は、遠く中国や日本への献上品として珍重されていました。
新里酒造は、その一人として認められて以来、伝統の技と精神を受け継いで 160余年、現在六代目当主がこののれんを守っています。
泡盛を3年以上熟成させたものをいいます。
昔から沖縄では、結婚子供の誕生、新築記念などに一般家庭で泡盛を保管貯蔵し、熟成させた古酒を大切なお客様へおもてなしする席で振舞われるのです。 新里酒造一押しの古酒「琉球プレミアム」(1)泡盛が空気を吸いながら香味成分を変化させ、刺激的な香りがなくなり、芳香が増します。
(2)アルコールと水が組み合わさって味が丸くなります。
古酒の特徴は、そのまろやかさと香り。ウイスキーの年代物の場合、その芳香は、酒が寝かされていた樽のにおいが移ったもの。ところが泡盛の場合は、酒自体がもともと持っていた香の成分が、熟成によってますますにおいが立ってくるわけです。まろやかさは、アルコールと水とが融合し、時間とともにアルコールの特徴が表に出なくなってくるためです。若い酒はピリッとする感じが、古酒ではまったくなくなります。泡盛は生きています。瓶やびんの中で、我々人間と同様に、生きて成長して、そして年をとっていくのです。酒を大事に育てていくことが、なにより大切です。
ビン詰めの場合、アルコールと水が組み合わさって味が丸くなるのは同じです。
しかし、泡盛が空気を吸って起こる香味成分の変化は、密封されているために甕より変化しにくくなります。
古酒造りの第一の基本は、甕選びにあると多くの古酒愛好家は言います。
よく焼き締められた南蛮焼きの甕を用意し、アルコール度数の高い泡盛を詰めて、後は時間にゆだねるだけ。
長期熟成の古酒甕壺製品はこちらから年代順にいくつか古酒を育て、一番古い甕から汲み出したら2番目に古い甕から補充し、その甕には3番目古い甕から注ぎ足し、古い酒に力を与える。こうして何百年も守り続けてきたのです。
直射日光に当たらない涼しい場所が良いです。
(1)年数表示をしている商品
例えば、「5年古酒」と年数が表示されている商品は、5年間熟成された泡盛100%(ノーブレンド)か、5年古酒以上貯蔵した古酒をブランドしたということです。
(2)年数を表記せずに「古酒」のみ表示した商品51%を超える比率で3年以上貯蔵した泡盛が入っていることです。
新里酒造の熟成古酒はこちらから